Archive for the ‘裁判関係’ Category

【判決報告】弁護団ニュース第25号発行のお知らせ

2017-06-02

【判決報告】弁護団ニュース第25号発行のお知らせ

弁護団ニュース第25号を発行しました。
全国的に注目され,大きな反響を呼んだ前橋地裁判決を受けての弁護団ニュースです。
ぜひご覧ください。

今村雅弘復興大臣の発言に対する抗議声明

2017-04-05

今村雅弘復興大臣の発言に対する抗議声明

昨日の今村雅弘復興大臣の記者会見における発言につきまして,
当弁護団として,以下の抗議声明を今村大臣に送付いたしました。

 

今村雅弘復興大臣の発言に対する抗議声明

2017年4月5日

原子力損害賠償群馬弁護団

団 長  鈴 木 克 昌

 

1 昨日4月4日,今村雅弘復興大臣が「自主避難者が福島に帰れないのは本人の責任である。基本は自己責任である。裁判でも何でも,やれば良いではないか,やったではないか。」旨の発言をしました。
上記発言は,避難指示区域外から避難している方々の実情を全く知らないが故の発言である言わざるを得ません。また,それと同時に,上記発言は,後述の前橋地方裁判所の判決を念頭においたものであり,以下に述べるとおり,司法判断を軽視する発言であると言わざるを得ません。当弁護団は,福島県の復興を牽引すべき職責を担う大臣の発言として,上記発言を到底看過することができません。
2 本年3月17日,前橋地方裁判所(原道子裁判長)は,福島県から群馬県に避難した原告などが国と東京電力を相手に提起した損害賠償請求訴訟において,国に東京電力と同等の賠償責任を認めた上,原告となった自主避難者のほとんどの人について,避難することが合理的であったこと,また,種々の理由で避難を継続していることも合理的であることを認めました。
すなわち,上記前橋地裁判決は,自主避難者が避難したことや避難を継続していることは,自己責任ではなく,国に法的な責任があることを認めています。
3 我が国は,三権分立によって成り立っている民主主義・自由主義国家です。三権分立の下では,立法と行政という民主的国家作用によって最大多数の最大利益を追求するとともに,多数決原理を中核とする民主制の過程によって個人が不当に虐げられることを回避するため,司法が個人の権利利益を擁護することになっています。
すなわち,三権分立の下では,行政府は,司法によって具体的な事件を通じて国民の権利利益を擁護すべき判断が下されたときは,その判断を真摯に受け止める必要があります。今村復興大臣の上記発言は,三権分立の理解に欠けているものと言わざるを得ません。
4 更に,今村復興大臣の「裁判でも何でも,やれば良いではないか,やったではないか。」との発言は,その直後に,「それなりに国の責任もありますねと言った。しかし,現実問題として,補償の金額はご存知のとおりの状況でしょう。」と述べています。
上記発言は,明らかに上記前橋地裁判決を念頭に置いた発言です。このような発言は,我々の依頼者が裁判に訴えなければならなかった事情を全く知らないが故の極めて軽率な発言であるとともに,我々の依頼者である原告を侮辱するものであり,弁護団として厳重に抗議します。

以 上

判決を受けての弁護団声明

2017-03-17

判決を受けての弁護団声明

本日の判決を受けての弁護団声明です。

前橋地裁判決を受けての弁護団声明

福島第一原発事故損害賠償請求事件 前橋地裁判決 弁護団声明

本件訴訟の判決について,弁護団としての見解を述べる。
1 国の賠償責任について
本日の前橋地裁判決は,国の規制権限不行使が違法であったとして,国に賠償責任を認めた。
国の規制が適切に機能していなかったことは,平成24年9月に公表された国会事故調報告書においても「規制の虜」という表現によって厳しく指摘されていたところであるが,本判決は,司法の観点からも国の規制が不適切であったことを再確認するとともに,それが法的に違法と評価される程度の重大なものであったことを明確にしたもので,極めて大きな意味がある。
本判決は,原発に対する規制については,国が違法を犯すことがあり得ることを明確に示したものであり,国の規制に対しては徹底した情報開示と主権者である国民による不断の監視が不可欠であるという警鐘を鳴らしたものといえる。
今後、国は、被害者に対する賠償が自らの責任であることを自覚し、誠実に実行するべきである。
2 慰謝料額について
本判決は,それぞれの原告が福島第一原発事故で被った精神的苦痛を個別具体的に認定し,原子力損害賠償紛争審査会が定めた中間指針等とは別に独自に慰謝料額を算定し、ある程度の範囲の原告について中間指針等に定められた賠償額をこれる慰謝料を認めた。
そもそも,中間指針等に定められた賠償額は,共通した損害についての最低限の基準にすぎず,個別具体的な損害が立証された場合には指針で定められた損害額を超える賠償がなされるべきことは当然である。
しかし、認定された被害額は少額にすぎ、このため、既払額を超えず、棄却となった原告もおり、被害者が受けた精神的苦痛が適切に評価された金額と言えるかについては、大いに疑問がある。
3 津波の予見可能性について
本判決は,平成14年7月に地震調査研究推進本部が公表した「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について」等を根拠として、津波の予見可能性を認めた。
原発は,ひとたび大事故を起こしたら本件原発事故のように甚大な被害を生じさせる施設であり,極めて高い安全性が求められる。そして,その安全性を維持するためには,自然科学に関する知見を常に探求し,最新の知見を反映させなされなければならない。
本判決は,国と東電が,このような原発の安全性維持のために求められる真摯な姿勢に欠けていたことを指摘し,国会事故調報告書も明示していたように,本件事故が「人災」であることを改めて認定したものといえる。
私達は、本判決を受けて,東電と国が,被害を受けた住民に対して速やかに十分な賠償をするよう,あらためて強く求めるものである。

2017年(平成29年)3月17日

原子力損害賠償群馬弁護団
団 長  鈴 木 克 昌

【判決間近】弁護団ニュース第24号発行のお知らせ

2017-03-09

【判決間近】弁護団ニュース第24号発行のお知らせ

いよいよ来週,集団訴訟全国初の判決が言い渡されます。

判決を間近に控えた弁護団から弁護団ニュース第24号を発行いたしました。

是非ご高覧ください。

弁護団ニュース第23号発行のお知らせ

2016-12-28

弁護団ニュース第23号発行のお知らせ

平成28年12月,弁護団ニュース第23号を発行いたしました。

ご高覧ください。

結審・報告集会のご報告

2016-12-09

結審・報告集会のご報告

2016(平成28)年10月31日,無事に結審しました。

当日は,裁判傍聴に200人の方が抽選にお越しいただき
報告集会にも230人,のべ250人が参加してくださいました。

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報告集会の様子

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壇上の様子

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鈴木団長

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石原副団長(団長代行)

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関事務局長

判決期日は2017(平成29)年3月17日午後3時からとなります。
その後も報告集会等を行いますので,その際にはよろしくお願い申し上げます。

10/31結審当日の会場案内(重要)

2016-10-27

10/31結審当日の会場案内(重要)

10/31の結審当日は,前橋地裁に原告,支援者,全国各地の弁護士,市民,報道等
少なくとも百名以上の方々がいらっしゃることが想定されています。

当日,裁判所内が混乱する可能性がありますので,あらかじめ,添付のチラシをご覧いただき
スムーズなご移動をお願いいたします。

前橋地裁によると,当日は,午後1時から午後1時20分までの間に本館1階道交待合室に集合した方に傍聴整理券を交付し,1時20分に抽選を実施するそうです。当選者に対し,午後1時45分までに,本館2階エレベーターホールにおいて傍聴券交付するそうです。

抽選に外れた方は,裁判所北側にある「教育会館5階ホール」にお集まりください。
教育会館は,裁判所「西門」(県庁側)から出て徒歩2分です。

15時から(裁判終了後),傍聴していた皆さんと合流して報告集会を行います。
報告集会までの間,福島の記録映画を上映いたしますので,それまでお待ちください。

弁護団ニュース第22号発行のお知らせ

2016-10-12

弁護団ニュース第22号発行のお知らせ

弁護団ニュース第22号を発行しました。
10月31日結審の訴訟に関しまして,傍聴券の抽選や,
その後の報告集会等についてのお知らせです。

10月31日結審に向けて

2016-09-12

10月31日結審に向けて

群馬県内への避難者やその家族等を原告とする福島第一原発事故損害賠償請求訴訟(前橋地方裁判所)が
来る10月31日,「天変地異のない限り」結審となります。

弁護団ニュース号外(結審)を発行しましたので,お知らせいたします。

弁護団ニュース第21号発行のお知らせ【10.31結審】

2016-07-20

弁護団ニュース第21号発行のお知らせ【10.31結審】

平成28年7月,弁護団ニュース第21号を発行いたしました。
いよいよ本年10月31日に結審となります。
これは,全国の訴訟の中で最も早い結審です。
結審後数ヶ月,年度中の判決が見込まれますが,
おそらく全国初の判決となります。

今回の弁護団ニュースでは,裁判長が10月31日に結審すると宣言した法廷の様子,
弁護団を支える事務局の奮闘ぶりなどを記載していますので
是非,ご覧ください。

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