弁護団の紹介
平成23年9月15日、群馬弁護士会の有志により、原子力損害賠償群馬弁護団を発足しました。
弁護団のメンバーは、67名です(平成24年3月6日現在)。群馬弁護士会所属の弁護士は236名(同日現在)ですので、そのうち約4分の1が加入していることになります。
弁護団の活動内容は,主に以下の3つです。
1 相談
東電に対する請求書の書き方、何を請求できるのか、どのような請求方法が良いかなど、皆さんからの相談をお受けします。
2 請求・交渉の代理
皆さんの代理人として、東電に対する請求書の作成・提出、交渉などを行います。
担当弁護士が窓口となって交渉を行いますので、皆さんは、東電の担当者や顧問弁護士とお金に関する難しい話をせずに済みますし、知らない間に不利な内容を押し付けられるような心配もなくなります。
3 原子力損害賠償紛争解決センターへの申立代理
皆さんの代理人として、紛争解決センターへの申立書の作成・提出、交渉などを行います。
こちらも担当弁護士が窓口となって紛争解決センターの仲介委員と協議を行いますので、皆様さん難しい話をせずに済みます。
また、紛争解決センターは、現在のところ、郡山市と東京都に設置されていますが、そこに行く必要が生じたときも、基本的には担当弁護士が出頭しますので、皆さんの負担は相当軽減されると思います。
※まずは東電に請求書を送り、その結果を見てから紛争解決センターに申し立てることもできますが、いきなり紛争解決センターに申し立てることも可能です。どのような手順が良いかは、請求する内容と皆様のご意向によって違ってきます。
4 訴訟
弁護団は、これまで3陣にわたって民事訴訟を提起してきました。被告は国と東京電力です。
今回の原発事故に関しては、1件の訴訟が全国的に非常に大きな影響を及ぼす可能性がありますので、弁護団では、新潟・山形・埼玉の弁護団と密に連絡を取り合いながら、また全国の弁護団等とも情報交換をしながら訴訟活動を行っています。
※現在、追加提訴の予定はありません。
原子力損害賠償群馬弁護団<役員>
団長 鈴木 克昌
団長代行 石原 栄一
事務局長 関 夕三郎
事務局次長 門馬 義昭
事務局次長 舘山 史明
団員数 68名(平成26年2月28日現在)